yuhaku

about yuhaku

“持ち歩けるアート”

yuhakuのデザインは、建築の概念をベースにその構築性、
光と影の美しさ、素材の持つ表情を引き出す為の工夫、
それらを投影した小さなアート作品である。
財布や鞄、靴という日常品でありながら、アート作品としての存在価値を高める為に、
常に考えうる最高の最新技術と職人技、そしてアイデアを惜しみなく投入しつづけている。
また人にはそれぞれ個性があるように、革にも1枚1枚個性がある。
そこに手染めでグラデーションを施すyuhakuの製品は、
つまりは同じシリーズであっても全く同じ物は存在しない、1点ものなのである。
二度と同じ物が手に入らないからこそ、革との対話はより深く面白くなる。

“革と向き合う”

革と向き合うという事は、自分と向き合うという事であるとyuhakuは考える。
手入れをした革製品は5年後でも新品と同じく美しい状態を保つが
手入れをしない革製品は半年と経たずに元の気品を失う。
その失われた気品はけして“味”ではない。
使うたびに丁寧に手入れを施す。
すこしばかり忍耐の必要なその時間を自分の為に使いたいと思えたときが、
革製品を手に入れるよいタイミングなのだ。
またその手入れをする時間は、ハートを育てる時間でもある。
yuhakuを通して、その時間をゆっくりと楽しんでほしい。